日本理化学工業の社長の言葉が神がかっている件

障害者雇用を積極的に行い、チョーク

を生産している事で有名な日本理化学

工業。社員の7割が知的障害者である

この企業がトップシェアを誇る企業に

成長した背景には1人の社長の熱い

思いがあった。

今回は日本理化学工業について、

製品や会社について、そして社長の

残した言葉をご紹介させて頂きたい

と思います。

日本理化学工業とは

本社：神奈川県川崎市

設立：1937年2月13日

資本金：2000万円

代表取締役社長：大山隆久

日本理化学工業とは文房具や

チョークなどの事務用品を製造

して販売する会社である。

障害者雇用を積極的に行っている

企業としても有名で、テレビなどに

取り上げられる事も少なくない。

製品について

こちらの商品はダストレチョーク。

従来の商品に比べて鮮明に描く事

が出来て粉が飛び散らないので、

服につきません。

皆さんは学生時代に一度は使った

ことはあるのではないでしょうか。

最近のチョークは凄くて、表面に

コーティングがしてあるので触って

も粉が手につかないんです!!

お次に紹介するのはラインパウダー。

こちらもまた学校御用達の製品です。

体育委員や陸上部だった人は、触る

機会が多かったと思います。

私も運動会の日などにライン引きを

したことがありますが、線を引くって

意外と楽しいんですよねコレが!!

積極的な障害者雇用

1960年に始めた障害者雇用。

その後も毎年継続して障害者の

雇用を続けて、1981年には障害者

雇用のモデル工場として川崎工場が

認定を受けた。

今現在では全体の70％以上が知的

障がいのある社員で、81名中60名が

該当する社員となっている。

社長と住職の想い

障害者雇用を始めた当時、決して

積極的な想いで雇用をしていません

でした。単なるなりゆきでした。

障害者雇用を始めて3年ほど経った

ある日、社長は法要に出席した時

に住職さんに、ふと気になって1つ

の質問をしたそうです。

その内容は『障害者の方たちは施設に

入ってれば楽なのに何故働くのか』

その時に住職さんが残した言葉が、

人間の究極の幸せは4つあります。

1つ目は、人に愛されること。

2つ目は、人に褒められること。

3つ目は、人の役に立つこと。

4つ目は、人に必要とされること。

だから障害者の方たちは、施設で

大事に保護されるより、企業で

働きたいと考えるのです

この時に社長は自らの考えの過ち

に気付きました。障害者の人たちは、

役に立ち、必要とされ時には褒められ

たり愛を受け取ったりするために毎日

働きに来ている事に気付いた。

その後社長は積極的に障害者の雇用

を始め、『人に幸せを提供できるのは

福祉施設ではなく企業である』という

強い信念を持ちながら働くようになる。

働く幸せとは何かと言う事を、健常者

である社長や社員は障害者に教えて

貰ったのである。

【より詳細なエピソードはコチラ】

http://toyokeizai.net/articles/-/85974

まとめ

今回は日本理化学工業の企業や

製品、社長の想いについてご紹介

させて頂きました。

途中で自身の過ちに気付いて、

いち早く行動して障害者の雇用を

行った社長さんは本当に素晴らしい

と思いました。幸せの形はひとつで

は無いと言う事を私はこの社長から

教わったと感じます。

日々幸せとは何か…と考えてる方

も多いですが答えは意外と自分が

知っている原点なのかも知れません。